本記事では、MXレコード切替時などに行うDNS側の設定変更の際に、よくあるご質問を紹介しています。
- MXレコード切替のやり方を教えてください。
- MXレコード切替の際、DNS側で具体的にどの値を変更すればいいですか。
- TTL値の変更のやり方を教えてください。
- TTL値の変更が難しい場合は、変更しなくても問題ありませんか。
- Aレコードを変更する必要はありますか。
- ドメインの最後に「.」(ドット)を付ける必要はありますか。
- MXレコードに登録されている旧メールサーバの情報は残しておいたほうがいいですか。
- MXレコード切替作業が完了したのにも関わらず外部から送信されたメールを受信できません。
- DNSサーバが変更になりました。CYBERMAIL Σ側で必要な作業はありますか。
MXレコード切替のやり方を教えてください。
MXレコード切替手順につきましては、下記のFAQをご確認ください。
ご利用のサービス名 | 参照FAQ | DNS側の設定 |
---|---|---|
CYBERMAIL Σ | MXレコード切替手順 | 「MXレコード切替当日の作業」の手順4,5 |
MAILGATES Σ Cloud Mail SECURITYSUITE (Standard / Premium) |
MXレコード切替手順(MAILGATESΣ) | 「MXレコード切替当日の作業」の手順1 |
CYBERMAIL Σ ST | MXレコード切替手順(CYBERMAILΣ-ST) | 「MXレコード切替当日の作業」の手順3,4 |
EMERGENCYMAIL |
MXレコード切替手順(EMERGENCYMAIL - 同一ドメインプラン) MXレコード切替手順(EMERGENCYMAIL - 別ドメインプラン) |
「MXレコード切替当日の作業」の手順1 |
上記手順のうち「DNS側の設定」に記載の手順の具体的なやり方については、お客様ドメインを管理されているDNS管理会社様へご確認ください。
例)お名前.com、XSERVERなど
■参考情報
お名前.comをご利用の場合(外部リンク)
XSERVERをご利用の場合(外部リンク)
MXレコード切替の際、DNS側で具体的にどの値を変更すればいいですか。
MXレコードとTXTレコードをご変更ください。
■設定例1
お客様ドメインが「example1.co.jp」
開通通知書のMXレコードに「mg.cybermail.jp」が記載されている場合
ホスト名 | タイプ | 設定値 | 優先度 |
---|---|---|---|
example1.co.jp. | MX | mg.cybermail.jp. | 10 |
example1.co.jp. | TXT | "v=spf1 include:spfcm.cybermail.jp ~all" |
※項目名は管理会社様によって異なります。
※既存のMXレコードの設定値を書き換えてください。
※TXTレコード(SPFレコード)の設定値についてはこちらをご参照ください。
■設定例2
お客様ドメインが「example2.co.jp」
開通通知書のMXレコードに「mgc.cybermail.jp」が記載されている場合
ホスト名 | タイプ | 設定値 | 優先度 |
---|---|---|---|
example2.co.jp. | MX | mgc.cybermail.jp. | 10 |
example2.co.jp. | TXT | "v=spf1 include:spfcm.cybermail.jp ~all" |
※項目名は管理会社様によって異なります。
※既存のMXレコードの設定値を書き換えてください。
※TXTレコード(SPFレコード)の設定値についてはこちらをご参照ください。
■設定例3
お客様ドメインが「example3.co.jp」
開通通知書のMXレコードに「mgk.cybermail.jp」が記載されている場合
ホスト名 | タイプ | 設定値 | 優先度 |
---|---|---|---|
example3.co.jp. | MX | mgk.cybermail.jp. | 10 |
example3.co.jp. | TXT | "v=spf1 include:spfcm.cybermail.jp ~all" |
※項目名は管理会社様によって異なります。
※既存のMXレコードの設定値を書き換えてください。
※TXTレコード(SPFレコード)の設定値についてはこちらをご参照ください。
■設定例4
お客様ドメインが「example4.co.jp」
開通通知書のMXレコードに「mgf.cybermail.jp」が記載されている場合
ホスト名 | タイプ | 設定値 | 優先度 |
---|---|---|---|
example4.co.jp. | MX | mgf.cybermail.jp. | 10 |
example4.co.jp. | TXT | "v=spf1 include:spfcm.cybermail.jp ~all" |
※項目名は管理会社様によって異なります。
※既存のMXレコードの設定値を書き換えてください。
※TXTレコード(SPFレコード)の設定値についてはこちらをご参照ください。
■設定例5
お客様ドメインが「example5.co.jp」
開通通知書のMXレコードに「mgp.cybermail.jp」が記載されている場合
ホスト名 | タイプ | 設定値 | 優先度 |
---|---|---|---|
example5.co.jp. | MX | mgp.cybermail.jp. | 10 |
example5.co.jp. | TXT | "v=spf1 include:spfcm.cybermail.jp ~all" |
※項目名は管理会社様によって異なります。
※既存のMXレコードの設定値を書き換えてください。
※TXTレコード(SPFレコード)の設定値についてはこちらをご参照ください。
TTL値の変更のやり方を教えてください。
各ドメイン管理会社によってTTL値の変更方法が異なるため、弊社からはご案内が難しいです。
「TTL値の変更はどのようにして行えばよいか」という形でドメイン管理会社へお問い合わせください。
TTL値の変更が難しい場合は、変更しなくても問題ありませんか。
DNS側の制限等により、TTL値の変更が難しい場合は変更しなくても問題ございません。
ただし、TTLを変更しなかった場合、MX切替直後のメールが旧メールサーバへ届く可能性がございます。
Aレコードを変更する必要はありますか。
CYBERMAIL Σでは、Aレコードを使用しておりませんので、新たにAレコードを追加したり、既存のAレコードを変更いただく必要はございません。
Aレコードに現在使用していない古いサーバの情報が残っている場合は、削除されることをお勧めいたします。
ドメインの最後に「.」(ドット)を付ける必要はありますか。
「mg.cybermail.jp.」や「mgc.cybermail.jp.」の末尾のドットは必要です。
MXレコードに登録されている旧メールサーバの情報は残しておいたほうがいいですか。
MXレコードに優先度の異なるサーバを追加するのではなく、既存のMXレコードをMailGatesサーバ(mg.cybermail.jp/mgc.cybermail.jpなど)に書き換えてください。
旧メールサーバの情報は削除していただき、MXレコードが1つだけある状態にしてください。
■推奨されない
ホスト名 | TTL | タイプ | 設定値 | 優先度 |
---|---|---|---|---|
example4.co.jp. | 300 | MX | mg.cybermail.jp. | 10 |
example4.co.jp. | 300 | MX | old.example.co.jp. | 20 |
■推奨される
ホスト名 | TTL | タイプ | 設定値 | 優先度 |
---|---|---|---|---|
example4.co.jp. | 300 | MX | mg.cybermail.jp. | 10 |
MXレコード切替作業が完了したのにも関わらず外部から送信されたメールを受信できません。
CYBERMAIL Σ・CYBERMAIL Σ ST をご利用のお客様におかれまして、MXレコード切り替え作業を行ったのにも関わらず、外部から送信されたメールをCYBERMAIL Σ・CYBERMAIL Σ ST にて受信できない場合、下記の設定がお済みかどうかご確認いただけますでしょうか。
MailGates > 管理者モード > メール配送先管理 > メール配送先設定
- MXレコード切替手順の「MXレコード切替当日の作業」手順4
- MXレコード切替手順(CYBERMAILΣ-ST)の「MXレコード切替当日の作業」手順2
DNSサーバが変更になりました。CYBERMAIL Σ側で必要な作業はありますか。
お客様がご利用のDNSサーバ変更に伴い、CYBERMAIL Σ側で必要な作業は特にございません。
新しいDNSサーバ側で、MXレコードとTXTレコードを再登録してください。