質問
退職者 / 休職者のアカウントを完全削除する前に、一時的に利用停止させたいです。
設定方法を教えてください。
回答
実現したい内容によって 設定A~C のいずれかをご実施ください。
設定 | 対象者の 新規メール受信 |
管理者の 代理ログイン |
A, パスワード変更 | 〇 | 〇 |
B, ユーザレベル0 |
× |
× |
C, ユーザレベル0+アカウント委譲 | × | 〇 |
A, パスワード変更
- CyberMail管理者画面>アカウント>アカウントリスト>対象者選択
ログイン関連>パスワード変更 - 任意の推測できないパスワードを入力し、OKを押してください。
対象者本人はログイン不可になります。
※CyberMailローカル認証をしている場合のみ。SAML認証やLDAP認証している場合は適宜ご対応ください。 - 必要があれば、上長への自動転送も行います。(設定必須ではありません)
CyberMail管理者画面>アカウント>アカウントリスト>対象者選択
アカウント設定>メール処理>自動転送 - 「自動転送を有効にする」にチェックを入れて、E-mail1に上長の方のメールアドレスを入力
メールのコピーを残すにチェックを入れます。
対象者のメールボックスにも残したまま、転送を行います。
B, ユーザレベル0
- CyberMail管理者画面>アカウント>アカウントリスト>対象者選択
ユーザ情報>ユーザレベルを「レベル0」に変更して、「OK」を押します。
ユーザレベル0の特徴
- ユーザレベル0のアカウントもライセンスアカウント数を消費します。
- ユーザレベル0のアカウントは、ログインやメールの送受信ができなくなります。
- ユーザレベル0のアカウント宛てにメールを送信した場合、送信者へ件名「Returned Mail: Inactive account」のリターンメールが返されます。
※MailGates上に隔離されたメールは対象外です。
※ドメイン管理者にて隔離フォルダをユーザ切替機能にてご確認ください。 - ユーザレベルを0へ変更してもそれまでのメールデータや設定が消えることはありません。
元のレベルへ戻していただければ、継続利用が可能です。
C, ユーザレベル0+アカウント委譲
- まずは、上述のBを行ってください。
- ユーザレベル0の基本機能>アカウント委譲を有効にしてOKを押します。
- ユーザレベル0のセキュリティ機能>ファイルダウンロードを有効にしてOKを押します。
- CyberMail管理者画面>アカウント>アカウントリスト>上長選択
ユーザ情報>ユーザレベル
現在の上長のユーザレベルを確認します。(例は、レベル1です) - CyberMail管理者画面>アカウント>ユーザレベル>対象ユーザレベルをプルダウンで選択
ひとつ前の手順で確認した、ユーザレベルの基本機能>アカウント委譲を有効にしてOKを押します。(例は、レベル1です) - CyberMail管理者画面>アカウント>アカウントリスト>対象者選択
アカウント設定>アカウント委譲>アクティベーション>許可追加 - 件名:任意の件名
許可期間:指定なし
許可アカウント:上長アカウントを指定し、「追加」を押す - 上長アカウントで再ログインすると
画面左上から対象者のメールボックスに切替できます。