正常なメールがスパム判定された

質問

正常なメールがスパム判定され隔離されました。
MailGatesの受信ログのフィルタ結果には「Sophos Anti-Spam Interface」が表示されています。
原因と対処方法を教えてください。

 

 

回答

MailGatesのアンチスパムには、世界的に利用されているSophos社のエンジンを利用しております。
ただし、アンチスパムエンジンによる判定も100%の検知率ではないため、正常なメールがスパム判定される場合があります。

スパムエンジンの判定基準については、セキュリティ上の理由によりSophos社から情報が開示されないため、判定理由については確認が難しいことをご了承ください。

対処方法として、以下の方法をご検討ください。

  1. MailGatesのIPホワイトリスト・許可送信者・許可条件式に対象メールに合致する条件を登録していただく
  2. Sophos社へ誤検知申請を行っていただく 

 

 

MailGatesのIPホワイトリスト・許可送信者・許可条件式に対象メールに合致する条件を登録していただく


IP許可リスト・許可送信者・許可条件式のいずれかに合致したメールは、正常メールとして判定されスパムチェックをスキップします。

  1. ドメイン管理者(※)でMailGatesにログインし管理者画面に移動します。
    ※CYBERMAIL Σ、CYBERMAIL Σ ST のお客様はadminアカウント

  2. メールセキュリティ > フィルタ設定 > IPフィルタ > IP許可リスト
    メールセキュリティ > フィルタ設定 > 送信者フィルタ > 許可送信者リスト
    スパムフィルタポリシー > コンテンツフィルタ > 許可条件式
    のいずれかへ移動し、誤判定されたメールに合致する条件を登録します。
    IP許可リスト 受信メールの送信元IPアドレスで許可判定を行います。
    ※送信元IPは[ログ/統計]-[ログ閲覧]-[送受信ログ] の「送信元IP」欄またはメールヘッダのReceivedヘッダーに記載があります。
    許可送信者 受信メールのEnvelope-fromまたはFromヘッダのメールアドレスで許可判定を行います。
    設定例)*@example.co.jp
        user@example.co.jp
    許可条件式 受信メールの本文や件名、添付ファイル名などに含まれる特定のキーワードで許可判定を行います。
    設定例)「メール本文」「*テスト*」
    mceclip2.png

 

 

2. Sophos社へ誤検知申請を行っていただく

Sophos Anti-Spam Interfaceによって、スパムメールがすり抜けた、もしくは正常なメールがスパムメールと誤判定された場合は、各ユーザ様からSophos社の指定メールアドレスに直接ご申請ください。

該当メールがスパムメールとして判断された理由や申請の結果に関しては開示されておりませんことご了承ください。また、誤判定報告メールに対する返信はございません。

スパムメールや誤検知されたメールのサンプルを SophosLabs (ソフォスラボ) に送信する方法

 

■正常メールがスパム判定された時

送信先 not-spam@labs.sophos.com
件名 [2023-01-01_FN_<Cybersolutions Inc.>]
添付ファイル 誤判定されたメールデータ(.eml)
※メールデータの保存方法はこちら
本文 なし(空白でOK)

※添付する emlファイル10件を超える場合は
別件名【2023-01-01_FN_2_<Cybersolutions Inc.>】として追加でお送りください。

■サンプル
sophos.png

 ※以下のフォーマットは非対応です。
Outlook (.msg)
.EML (大文字の拡張子)
ZIPなどで暗号化されたファイル

 

  

ご不明な点がございましたら、新規問い合わせを作成してください。

この記事は役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています