下記制限事項の一覧となります。
対象のお客様
- ENTERPRISEAUDITΣにてTeamsアーカイブご契約中のお客様
- Cloud Mail SECURITY SUITEにて、Teamsアーカイブオプションを契約中のお客様
項目 | 内容 |
必要ライセンス要件 |
•Entra ID が利用できるライセンス •Microsoft Teams が利用できるライセンス •Exchange Online サービス、Sharepoint Online サービスが利用できるライセンス |
アーカイブ対象 |
•メッセージテキスト •添付ファイル (サイズ上限 50MB) •絵文字・GIF・ステッカー・リアクション (ex. いいね!など) •チャネルのビデオ会議内・チャットの通話内・1:1 通話内に投稿された、メッセージ・添付ファイル・ステッカー、及びミーティングイベント (開始時間・終了時間・主催者・参加者の情報) •Microsoft Graph API の仕様により、8か月遡及して全てのメッセージを取得、その後フィルタにより、指定日(開通日)以降のメッセージに対してアーカイブを実施 •Microsoft Graph API の仕様により、テナント全体の全てのメッセージが取得されアーカイブを実施 (特定のカスタムドメインのみのアーカイブ取得は不可) |
アーカイブ非対象 |
•テナント内のユーザがゲストユーザとして外部テナントへ招待され、外部テナント側で送信したメッセージは取得不可 •外部テナントのゲストユーザが開催したWeb会議・チャットルームは取得不可 •送信されたメッセージが編集・削除された場合は、編集前・削除前、及び、編集後・削除後のメッセージがアーカイブ取得可能だが、アーカイブ取得タイミングによっては編集後・削除後のメッセージのみがアーカイブされる場合あり(全ての更新履歴は取得不可) •チャットのトピックは取得不可 •過去に作成され、その後メッセージ投稿がないチーム・チャットは取得不可 •フィルタ処理によってアーカイブ対象外となったメッセージ(指定日・開通日以前のメッセージ)は取得後に破棄を実施 |
アーカイブ保存期間 |
保存期間はご契約内容によって異なります。 |
対象アカウント |
・契約ドメインのTeamsライセンスが付与されたアカウント ・ゲストアカウント (他テナントにゲスト招待された場合のやりとりは、アーカイブされません。) |
情報取得タイミング |
・チーム・チャネル情報:15分間隔 ・会話メッセージ情報 :5分間隔 Teams上の既存メッセージが編集・削除された場合は、上記取得タイミングによって、 編集・削除前または編集・削除後のコンテンツがアーカイブされます。 このため、編集・削除されている反映後の取得済メッセージがアーカイブされます。 |
連携認証アカウント |
ENTERPRISEAUDIT Σと連携設定時に必要な認証アカウントは Microsoft365のライセンスが付与された ~.onmicrosoft.comのグローバル管理者権限を持つアカウント |
Microsoft Graph API 利用料 |
Microsoft 365側でAPI利用に関する料金が発生する可能性がございます。 詳細は、Microsoftへご確認をお願いいたします。 |
検索権限 |
•テナント管理者:MS365テナント全体のメッセージ検索が可能 •ドメイン管理者:該当するカスタムドメインのみメッセージ検索が可能 |
その他制限事項
- 初回の8か月分遡及のメッセージ取得処理に要する時間は、Microsoft Graph API の応答速度・データ容量・回線要因等に依存
- 初回のメッセージ取得ステップが終了すると、新たに投稿されたメッセージのアーカイブを順次取得
- データ取得に通信が中断された場合、中断した箇所から再取得を実施
- ユーザの表示名・ルーム名変更は、Microsoft Graph API の仕様により、反映までに72時間を要するため、Enterprise Audit の検索結果で変更前の情報で表示される場合あり
- チャネル・チャット参加者が変更された場合、そのチャネル・チャットのメンバーであった期間のメッセージを検索可能
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Microsoft 365 へアクセスに利用する資格情報のクライアントシークレットは設定可能な有効期限が最大2年間までとなっているため、2年毎に再取得する(2024/03 現在)
※有効期限を過ぎると、Teams のアーカイブが取得できなくなる恐れがあるため、お客様の管理の上、2年を過ぎる1~2ヶ月前までに再取得していただくようお願い申し上げます。