本記事では、アカウント委譲機能について以下の内容を説明しています。
アカウント委譲機能とは
アカウント委譲機能とは、Webメールにてログイン後に別のアカウントのメールボックス画面に切替する機能です。
切り替え後の画面では、切替先のアカウント(委譲元)に代わってメール閲覧やメール作成・送信などの操作を行うことができます。
対象のお客様
- CYBERMAIL Σ をご契約のお客様
- 損保セキュアメールをご契約のお客様
- EMERGENCYMAILをご契約のお客様
設定方法(1つずつ設定)
例として、委譲元アカウントを「user0001」、委譲先アカウント「user0002」とします。
- user0001とuser0002の両方のユーザレベルの「アカウント委譲」を有効にします。
管理者画面 > アカウント > ユーザレベル > 基本機能 > アカウント委譲 - user0001でWebメールへログインし、環境設定 > アカウント委譲 > アクティベーション にて「追加」をクリックします。
- 許可アカウントに「user0002」を指定します。
- 各ユーザで、アカウント委譲ルールを追加/削除させたくない場合は、
ユーザレベルの「読み取り専用(アカウント委譲)」も有効にします。
管理者画面 > アカウント > ユーザレベル >拡張機能 > 読み取り専用(アカウント委譲)
アカウント委譲の設定は、管理者画面上から行うこともできます。
管理者画面 > アカウント > アカウントリスト > (対象アカウントをクリック) > アカウント設定 > アカウント委譲 > アクティベーション
※パスワード漏洩防止のため、既存ルールの編集はできません。追加と削除のみ可能です。
(アクティベーションをクリックした後の画面)
設定後の動作
- user0002でログインすると、左上のアカウント欄にuser0001へ切り替えるためのプルダウンが表示されます。
- (user0001へ切り替えた後の画面)戻るボタンから元の画面に戻ります。
制限事項
- 1つのルールで許可アカウントに登録できるアカウント数の上限は5つまでです。
- 追加可能な委譲ルールの上限は200個までです。
- 追加できる委譲先は同じドメインのみです。
- 読み取り専用(アカウント委譲)の有効時は、ユーザ画面からアカウント委譲ルールを追加/削除できません。