本記事では、サンドボックスオプション(有償)について以下の内容を説明しています。
※本記事の対象:CYBERMAIL Σをご契約中のお客様
※MAILGATES Σをご契約のお客様は「MAILGATES Σ・サンドボックスオプション」をご参照ください。
サンドボックスオプションとは
サンドボックスオプションとは、添付ファイルをクラウド上のサンドボックスで実際に動かすことにより、悪意のあるファイルかどうかを判定する機能です。
基本機能のパターンマッチングによるウイルス検知とサンドボックスによるウイルス検知の両方が実施されます。
費用・お申込み方法については、営業担当までお問合せください。
連絡先:sales@cybersolutions.co.jp
注意事項
- 複数添付ファイル:マルウェアのみ削除します。正常なファイルは削除されません。
- パスワードなしzipファイル:正常なファイル+マルウェアのzipも丸ごと削除されます。
- パスワード付きzipファイル:暗号化ファイルスキャン機能をご利用いただくことでウイルスチェックが可能です。ウイルスが発見されたファイルが含まれるパスワード付きzipファイルはダウンロードできません。
- CYBERMAIL Σをご契約の場合、CYBERMAIL ΣのCyberMail上でサンドボックスが動作します。そのため、CYBERMAIL ΣのMailGatesの画面にはサンドボックスのメニューが表示されません。
検知例
サンドボックスで検知した場合、元のメールは削除され、受信者にウイルスメール削除通知が届きます。
ウイルスメール削除通知に記載のウイルス名が「sandbox-malicious」の場合、サンドボックスでウイルス検知されたことを示します。
サンドボックスでウイルス検知されたメールを確認する方法
ウイルスメールログからサンドボックスで検知したメールの以下の情報を確認できます。
- 受信日時
- 添付ファイル名
- 受信者アドレス
- 送信者アドレス
- 件名
確認手順は以下の通りです。
- 管理者画面 > メール > ウイルススキャン > ウイルスログ へ移動します。
- ウイルス名に「sandbox-malicious」を指定、任意の日付範囲を指定し「OK」をクリックします。
検索結果に、サンドボックスで検知したメールの情報が表示されます。
注意事項
- 直近約3か月分のログのみご確認いただけます。検索範囲指定で3ヶ月以上前の日時を指定した場合でも、3ヶ月以上前のログは表示されません。
- 当日分のウイルスログについては、内部処理の関係で反映に時間がかかることから、検索できない場合がございます。翌日以降に検索いただきますようお願いいたします。