本記事では、グループ管理について以下の内容を説明しています。
グループの使用用途
MailGatesのグループを作成すると、「メールセキュリティ」「メール審査」の設定を
グループ単位で設定することができるようになります。
「メールセキュリティ」「メール審査」の設定をドメイン全体ではなく、
複数の特定ユーザに対して適用させたい場合にグループを作成します。
グループ単位での設定が不要な場合、グループを作成する必要はありません。
また、MailGatesのグループは、CyberMailのグループと連動していません。
それぞれ独立したグループ情報となります。
グループの作成
以下の手順にて1つずつグループを作成することができます。
複数のグループを一括作成したい場合は、グループインポートをご確認ください。
- MailGatesにドメイン管理者(admin)でログインします。
- 管理者モード > 管理 > ユーザ・グループ設定 > グループ管理 へ移動します。
- 作成したい階層を選択し「サブグループ追加」ボタンをクリックします。
すでに作成済みのグループの配下にサブグループを作成したい場合は、
親グループを選択してから「サブグループ追加」ボタンをクリックします。
例)/最上層/Group1の配下にサブグループを作成する場合
- 「サブグループ名」を入力して「保存」をクリックします。
「最上層」にグループが作成されます。
- 作成したグループ(Group1)をクリックします。
- 「メンバー追加」ボタンをクリックします。
- 追加するメンバーのユーザIDを入力して「OK」をクリックします。
- 追加したメンバーをグループ管理者に設定したい場合は、対象メンバーにチェックを入れ、
「管理者設定」をクリックします。
管理者に設定すると管理者アイコンが表示されます。
グループの移動
以下の手順にて1つずつグループを移動することができます。
複数のグループを一括で移動したい場合は、グループインポートをご確認ください。
- 管理者モード > 管理 > ユーザ・グループ設定 > グループ管理 へ移動します。
- グループのツリー表示から、移動対象のグループを選択します。
以下の例では、GroupCを移動します。
- グループのツリー表示から移動元グループを選択し、「現在のグループを移動」ボタンをクリックします。
- 移動先のグループを選択し、「移動」ボタンクリックします。
グループが移動されます。
グループインポート
グループインポートでは以下の操作が可能です。
新規グループの作成・移動
- グループインポート用のCSVファイルを作成します。
■新規グループを作成する場合
フォーマットは以下の通りです。1行に1グループを指定します。
※文字コードはUTF-8、Shift-JIS、Big5、GB2312に対応しています。
グループパス
例)/CyberSolutions/東京本社/営業部
/CyberSolutions/東京本社/管理部
■グループを移動する場合
※移動元グループパスには、存在するグループを指定する必要があります。
移動先グループパス,移動元グループパス
例)/CyberSolutions/営業部,/CyberSolutions/東京本社/営業部
/CyberSolutions/大阪支社/管理部,/CyberSolutions/東京本社/管理部 - 管理者モード > 管理 > ユーザ・グループ設定 > グループ管理 へ移動します。
- グループのツリー表示から、「最上層」を選択します。
- 「インポート」をクリックします。
- 「グループインポート」の「参照」ボタンから1.にて作成したCSVを選択し、適切な文字コードを選択してから「インポート」をクリックします。
※「インポートデータに含まれないグループを削除」にチェックを入れると、CSVファイルに含まれていない既存のグループが削除されます。
- 実行結果に「追加しました」(移動の場合は「移動しました」)が表示されると成功です。
グループメンバーの追加
- グループメンバーインポート用のCSVファイルを作成します。
フォーマットは以下の通りです。1行に1グループを指定します。
※文字コードはUTF-8、Shift-JIS、Big5、GB2312に対応しています。
ユーザID,所属先グループパス,管理者権限(0: 権限なし、1: 権限あり)
例)user0001,/CyberSolutions/東京本社/営業部,1
user0002,/CyberSolutions/東京本社/管理部,0 - 管理者モード > ユーザ・グループ設定 > グループ管理 へ移動します。
- グループのツリー表示から、「最上層」を選択します。
- 「インポート」をクリックします。
- 「グループアカウントインポート」の「参照」ボタンから1.にて作成したCSVを選択し、適切な文字コードを選択してから「インポート」をクリックします。
- 実行結果に「追加しました」が表示されると成功です。
グループメンバーの移動
- グループメンバーインポート用のCSVファイルを作成します。
フォーマットは以下の通りです。1行に1グループを指定します。
※文字コードはUTF-8、Shift-JIS、Big5、GB2312に対応しています。
ユーザID,移動先グループパス,移動元グループパス
例)user0001,/CyberSolutions/東京本社/技術部,/CyberSolutions/東京本社/営業部
user0002,/CyberSolutions/東京本社/技術部,/CyberSolutions/東京本社/管理部 - 管理者モード > ユーザ・グループ設定 > グループ管理 へ移動します。
- グループのツリー表示から、「最上層」を選択します。
- 「インポート」をクリックします。
- 「メンバー移動ファイルのインポート」の「参照」ボタンから1.にて作成したCSVを選択し、適切な文字コードを選択してから「インポート」をクリックします。
- 実行結果に「移動しました」が表示されると成功です。
制限事項
-
すでに上位グループでグループ管理者となっているアカウントを、下位グループで追加すると自動的にグループ管理者となります。
例)グループA(グループ管理者はuser01)の下に、サブグループBを作成します。
サブグループBのメンバーにuser01を追加すると、自動的にグループ管理者アイコンが付与されます。