質問
メールを送信した際に、MailGates上のログは「OK」と表示されているものの、Microsoft365のメールボックス宛にメールが届かない場合があります。
※ MailGates上のログの確認方法は、「メールの送信ログを確認する(外部ドメイン宛てのメール)」をご参照ください。
回答
弊社サーバより送信されたメールにURLが含まれている場合、Microsoft365側でスパムとして誤検知判定されるケースがあることが確認されました。
Microsoft社のセキュリティ強化によるものと考えられますが、判定基準については、セキュリティ上の理由によりMicrosoft社から情報が開示されないため、判定理 由については確認が難しいことを何卒ご了承ください。
【2023/11/16 更新】
現在、多くのお客様から同様のお問い合わせをいただいております。
大変恐れ入りますが、Microsoft社判定結果に基づいた結果となっておりますため、
以下回避方法でのご対応をお願い申し上げます。
なお弊社システムの障害や、メンテナンス作業による影響は確認されておりません。
【2023/11/21 更新】
現在、Microsoft365側でスパム判定される事象は、減少傾向にあることを確認しています。
本事象が発生しているお客様は、以下回避方法でのご対応をお願いいたします。
なお事象減少に関して、弊社システムの改修の実施や障害の発生は確認されていません。
回避方法
送信または返信を行うメールにURLが含まれている場合に本事象が発生しやすい傾向があるようです。
本状況を回避するために、以下の方法をご検討ください。
<受信側(送信先)の対策>
・送信先のドメインの管理者様にて「検疫」内のメールを誤検知としてMicrosoftに報告を行う
■Microsoft社サイト:管理者として検疫済みメッセージとファイルを管理する
https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/security/office-365-security/quarantine-admin-manage-messages-files?view=o365-worldwide
・「検出を改善するためにメッセージを Microsoft に送信する:」
このオプションを選択すると、誤って検疫されたメッセージが誤検知として Microsoft に報告されます。分析の結果によっては、サービス全体のスパム フィルター 規則が調整され、メッセージの通過が許可される場合があります。
このオプションを選択すると、次のオプションが表示されます。
・「類似の属性を持つメールを許可する:」
このオプションを選択すると、送信者の テナント許可/ブロックリスト と、メッセージ内の関連する URL または添付ファイルに許可エントリが追加されます。