Outlookの設定

本記事では、Outlookを使用してCYBERMAIL Σのメールを送受信する場合の設定方法について説明しています。

  1. Outlook2013の場合
  2. Outlook2016/Office365の場合
  3. Outlook2010/2013をIMAPで利用する場合の注意事項

※メールクライアント側の仕様変更により本記事中のスクリーンショットが変更されている場合があります。

 

 

 

Outlook2013の場合

  1. 対象アカウントのユーザレベルでSMTPとPOP3またはIMAP4が有効になっていることを確認します。
    管理者画面 > アカウント > ユーザレベル > 全般 > アクセス制御
    mceclip0.png

  2. 対象アカウントでWebメールにログインできることを確認します。
    パスワード変更画面が表示された場合は、パスワードを変更してください。

  3. Outlookを起動し、[ファイル]-[アカウント情報]-[アカウントの追加]をクリックします。
    __.png

  4. 「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」を選択し、[次へ]をクリックします。
    mceclip0.png

  5. 「POPまたはIMAP」を選択し、[次へ]をクリックします。
    mceclip1.png

  6. 必要事項を入力し、[詳細設定]をクリックします。
    mceclip2.png

    各項目の説明は以下の通りです。
    項目 設定値
    電子メールアドレス CYBERMAIL Σのメールアドレスを指定します。
    アカウントの種類 POP3またはIMAPを選択します。
    受信メールサーバー
    送信メールサーバー
    (SMTP)
    CYBERMAIL Σ へのアクセスURLを指定します。
    例)「https://example.cybermail.jp」の場合「example.cybermail.jp」を指定します。
    アカウント名 CYBERMAIL Σのメールアドレスを指定します。
    ※メールアドレスの形式で指定してください。
    ×admin
    〇admin@example.co.jp
    パスワード CYBERMAIL Σへログインするときと同じパスワードを指定してください。
  7. 詳細設定の[送信サーバー]タブで「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」のチェックを有効にします。
    mceclip3.png

  8. 詳細設定の[詳細設定]タブでポート番号と暗号化接続の種類を設定し、「OK」をクリックします。

    設定例)暗号化ありのIMAPの場合
    mceclip6.png

    設定例)暗号化ありのPOPの場合
    mceclip7.png

    各項目の説明は以下の通りです。
    項目 設定値(暗号化なし) 設定値(暗号化あり)
    受信サーバー:
    ポート番号
    POP  110
    IMAP   143
    POP  995
    IMAP   993
    ※POPの場合
    このサーバーは暗号化された接続 (SSL)が必要
    チェックなし チェックあり
    送信サーバー:
    ポート番号
    587 465
    使用する暗号化の種類 なし SSL/TLS
    ※POPの場合
    サーバーにメッセージのコピーを置く
    チェックを有効にすると、CYBERMAIL ΣのWebメール上にもメールが残ります。
    ※POPの場合
    サーバーから削除する
    POP受信したメールをCYBERMAIL Σサーバから削除する場合は適宜日数を指定してください。


  9. 5.の画面へ戻り、「次へ」をクリックします。受信テスト・送信テストが完了し、以下の画面が表示されると完了です。
    mceclip8.png

  10. (POPを選択した場合)[ファイル]-[アカウント情報]-[アカウント設定]へ移動します。

  11. (POPを選択した場合)作成したPOPアカウントを選択し「変更」をクリックします。
    mceclip3.png

  12. (POPを選択した場合)詳細設定 > 詳細設定 の下記赤枠内の設定をご確認ください。
    POP受信済みのメールデータをWebメール上から削除したくない場合は、
    「サーバーにメッセージのコピーを置く」にチェックを入れてください。
    mceclip4.png

 

 

 

Outlook2016/Office365の場合

  1. 対象アカウントのユーザレベルでSMTPとPOP3またはIMAP4が有効になっていることを確認します。
    管理者画面 > アカウント > ユーザレベル > 全般 > アクセス制御
    mceclip1.png

  2. Outlookを起動し、[ファイル]-[アカウント情報]-[アカウントの追加]をクリックします。
    mceclip2.png

  3. CYBERMAIL Σのメールアドレスを入力し、「自分で自分のアカウントを手動で設定」にチェックを入れ「接続」をクリックします。
    mceclip13.png

  4. 「POP」または「IMAP」を選択します。
    mceclip6.png

  5. 必要事項を入力し、「次へ」をクリックします。
    設定例)暗号化ありのIMAPの場合
    mceclip10.png

    設定例)暗号化ありのPOPの場合
    mceclip8.png

    各項目の説明は以下の通りです。
      項目 設定値
    (暗号化なしの場合)
    設定値
    (暗号化ありの場合)
    受信メール サーバー CYBERMAIL ΣへのアクセスURLを指定します。
    例)「https://example.cybermail.jp」の場合「example.cybermail.jp」を指定します。
    ポート POP  110
    IMAP   143
    POP  995
    IMAP   993
    このサーバーでは暗号化された接続(SSL/TLS)が必要 チェックなし チェックあり
    送信メール サーバー CYBERMAIL ΣへのアクセスURLを指定します。
    例)「https://example.cybermail.jp」の場合「example.cybermail.jp」を指定します。
    ポート 587 465
    暗号化方法 なし SSL/TLS
    ※「セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)でのログオンが必要」のチェックは外してください。

  6. CYBERMAIL Σへログインする時と同じパスワードを入力し「接続」をクリックします。
    mceclip11.png

  7. 「アカウントが正常に追加されました」が表示されると完了です。
    mceclip12.png

  8. (POPを選択した場合)[ファイル]-[アカウント情報]-[アカウント設定]へ移動します。

  9. (POPを選択した場合)作成したPOPアカウントを選択し「変更」をクリックします。
    mceclip1.png

  10. (POPを選択した場合)メールの設定をご確認ください。
    POP受信済みのメールデータをWebメール上から削除したくない場合は、
    「サーバーにメッセージのコピーを残す」にチェックを入れてください。
    mceclip2.png

 

 

 

Outlook2010/2013をIMAPで利用する場合の注意事項

Outlook2010/2013をIMAPでご利用の場合、CyberMailのサーバとのメールの同期が不安定(同期が遅れる/同期ができない)になる問題が発生する可能性がございます。

Outlook2016以降や他社のメールソフトのIMAPでは同様の問題の報告がないため、Outlook2010/2013のIMAPの処理に起因した問題と考えられます。
しかし、Outlook2010/2013/2016はメーカーのメインサポートが2015年/2018年/2020年に終了しており、メインサポートが終了したバージョンでは問題の詳細な調査や対応が難しいことをご了承願います。

Outlook2010/2013にてIMAPの同期が不安定になる等の問題が発生する場合は、Outlook2016以降のご利用、もしくは、POPでのご利用を検討いただきますようお願い申し上げます。

 

メール数やフォルダ数の多いユーザ様でOutlookのIMAPの同期間隔を1分等の短めに設定されている場合、IMAPの同期が正常に行えない問題が発生する可能性があります。
IMAPの同期が正常に行えない場合は、OutlookのIMAPの同期間隔を長めに変更して問題が解消するか確認をお願いいたします。

 

 

 

 

  

ご不明な点がございましたら、新規問い合わせを作成してください。

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