本記事では、メールクライアントや他システムからSMTP送信できないときの対処方法について記載しています。
左から右へ順番にご確認ください。左から2列目は該当する項目のみご確認ください。
①全てのログイン記録を確認する | ②「SMTPログインエラー」が記録されている | ④へ進む | ④どうしても送信できなかった場合 |
②「SMTPログインエラー (拒否IP)」が記録されている | ④へ進む | ||
②ログインを試した日時の行が見当たらない | ③telnetコマンドでの接続確認 |
全てのログイン記録を確認する
- 管理者画面 > アカウントリスト > (該当アカウントをクリック) > ログイン関連 > 全てのログイン記録 へ移動します。
- 「ログイン失敗」の行を確認し、該当する項目をご確認ください。
「SMTPログインエラー」が記録されている
「SMTPログインエラー (拒否IP)」が記録されている
ログインを試した日時の行が見当たらない
「SMTPログインエラー」が記録されている
可能性:パスワードが間違っています。
Webメールにログインするときと同じパスワードを入力しているか再度ご確認ください。
「SMTPログインエラー (拒否IP)」が記録されている
可能性:アカウント単位かユーザレベル単位、どちらかのアクセスIP制限に該当しています。
IPアドレスの欄に記載されたIPをご確認の上、必要があればアクセスIP制限をご編集ください。
もしくはIP制限をかけていないユーザレベルを割り当ててください。
管理者画面 > アカウント > ユーザレベル > 全般 > アクセス制御 > SMTP
ログインを試した日時の行が見当たらない
以下の点についてご確認ください。
- 可能性1:クライアント側の設定に誤りがある可能性がございます。
サーバ名やアカウント名(必ず、@以降のドメインも入力してください)の設定に誤りはないでしょうか。再度、他システムからSMTP送信する設定をご参照のうえ、メールクライアント側の設定をご確認ください。 - 可能性2:CYBERMAIL Σに接続が到達していない可能性がございます。
telnetコマンドでの接続確認をお試しください。
telnetコマンドでの接続確認
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メール送信できなかったクライアントで、コマンドプロンプトを起動します。
- telnetコマンドをご実行ください。
※Windowsの設定によっては、telnetコマンド実行が禁止されている場合があります。
参考(外部サイト)https://how.jp/column/tech-explanations/telnet-install
※下記コマンドのexample.cybermail.jpは貴社のご契約のアクセスURLに読み替えてください。
> telnet example.cybermail.jp 587
> openssl s_client -connect example.cybermail.jp:465 - 結果を確認します。
接続成功した場合
220 cmsp*.cybermail.jp ESMTP Service... が出力されます。quitコマンドで接続終了してください。
接続失敗した場合
接続中: example.cybermail.jp... ホストへ接続できませんでした。ポート番号 xxx: 接続に失敗しました が出力されます。
上記が出力された場合、貴社ネットワークからCYBERMAILΣへの各ポートへのアクセスが端末のセキュリティ対策ソフトや、貴社のネットワーク機器(ファイアウォールなど)により禁止されております。
可能であれば、一時的にセキュリティ対策ソフト等の無効化の上、メール送信をお試しください。また、ファイアウォール等の制限については、貴社のネットワーク管理者様へお問い合わせください。
どうしてもメール送信できなかった場合
以下の情報を添えて[新規問い合わせを作成]よりお問い合わせください。
- メールクライアントの名称とバージョン
- メールクライアントのSMTP/POP/IMAPに関する設定のスクリーンショット
- メールクライアントに表示されたエラーメッセージ
- 送受信に失敗した日時と件名
- 送受信メールアドレス
- 送信元のグローバルIP