本記事ではMXレコードに関して以下の内容を説明しています。
EMERGENCYMAIL(以下「EM365」と称する)の別ドメインプランをご契約のお客様が対象です。
同一ドメインプランをご契約のお客様はこちらをご参照ください。
MXレコード切替とは
MXレコード切替とは、お客様ドメイン宛てのメールをMailGatesサーバへ配送するために行うDNS上の設定変更です。MXレコードを変更することで、お客様ドメイン宛てのメールがEM365に届きます。
※MXレコード切替後、Microsoft 365 / Google Workspace 宛のメールをMailGates(配送先切替サーバ)からMicrosoft 365 / Google Workspace のメールサーバへリレー配送するだけですので、既存の配送に影響はございません。
注意事項
- 事前にCyberMailへのアカウント登録をお済ませください。
- 本作業は、お客様ご自身で行っていただく作業です。
- 通常の保守サポートは平日9:00~18:00までです。休日や夜間帯に電話待機やサポート対応を希望される場合は、有償作業として別途費用が必要です。費用については営業担当までご連絡ください。
(TEL:03-6809-5858 MAIL:sales@cybersaas.jp) - 障害対策用の新規ドメインの場合、事前準備はご不要です。
MXレコード切替当日の作業
- MailGatesへadminでログインします。右上の「管理者画面に切替」を押します。
管理者モードでは、ドメイン全体に関わる設定が可能です。
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スパムメール管理 > 許可・拒否設定 > 許可条件式 へ移動し、「自ドメイン許可設定」を削除します。※弊社サービス仕様上必須の設定項目となります
※本設定はEMERGENCYMAILの同一システム収容の他のお客様からご契約ドメイン宛にメールを送信した際に、MX切替前に意図しないスパム判定が発生することを回避するための初期設定です。
- MXレコードを「mgh.cybermail.jp」へ変更します。
【設定例】
example.co.jp. 300 IN MX 10 mgh.cybermail.jp.※「example.co.jp」をお客様ドメインへ置き換えてください。
※SPFレコードについてはこちらをご参照ください。
※DNS側の設定です。具体的な手順につきましては、お客様ドメインを管理されているDNS管理会社様へご確認ください。
- 外部から送信されたメールをEM365のCyberMailにて受信できることを確認します。