送信ドメイン認証

本記事では、送信ドメイン認証について以下の内容を説明しています。

  1. 対象のお客様
  2. 送信ドメイン認証とは
  3. 設定方法
  4. SPF認証・DMARC認証の除外設定

 

 

 

対象のお客様

  • CYBERMAIL Σ をご契約のお客様
  • CYBERMAIL Σ ST のオプション「アンチスパム・アンチウイルス」をご契約のお客様
  • MAILGATES Σ のオプション「アンチスパム・アンチウイルス」をご契約のお客様
  • Cloud Mail SECURITYSUITE 下記プランをご契約のお客様
    Standard / Premium
    受信対策 / 送受信対策 / エンタープライズ
  • 損保セキュアメールをご契約のお客様

 

 

 

送信ドメイン認証とは

SPF 認証、DKIM 認証、DMARC 認証、イメージスパムフィルタ 機能をドメイン単位で有効・無効にする設定です。

各機能の説明については、以下のFAQをご参照ください。
SPF認証・DKIM認証・DMARC認証について
イメージスパム検知機能を追加(2020/03/17~)

基本的にいずれの設定も特別な理由がない限り、デフォルトの状態のままで問題ございません。

  有効にした場合の動作・影響 無効にした場合の動作・影響
SPF 認証
(デフォルト値:
有効
送信元ドメインのSPFレコードに従って、なりすましメールをスパム判定することができます。
送信元で正しくSPFレコードが登録されていない場合、正常なメールがスパム判定される可能性があります。
なりすましメールが検知されなくなります。
DKIM 認証
(デフォルト値:
有効)
受信メールにDKIM署名が付与されている場合、メール本文が改ざんされていないかどうか検証します。検証結果はスパム判定には影響しません。 受信メールにDKIM署名が付与されていても、署名を検証しません。(改ざんをチェックしません。)
DMARC 認証
(デフォルト値:
有効)
送信元ドメインのDMARCレコードに従って、受信拒否・スパム判定・そのまま受信のいずれかの処理を行います。
送信元で正しくSPFレコード・DKIM署名が登録されていない場合、正常なメールがスパム判定または受信拒否される可能性があります。
送信元ドメインのDMARCレコードは参照せず、スパム判定またはそのまま受信のいずれかの処理を行います。
イメージスパムフィルタ
(デフォルト値:
無効)
イメージスパムの特徴を持つメールをスパム判定します。
メールマガジンなど、画像比率の高いメールが誤ってスパム判定される可能性があります。
画像比率によるスパム判定を行いません。

 

 

 

設定方法

  1. MailGatesにドメイン管理者でログインします。

  2. 管理者モード > メールセキュリティ > 送信ドメイン認証 へ移動し、対象機能の有効・無効を変更します。
    送信ドメイン認証.png

  3. 画面下部の「保存」をクリックします。

 

 ●SPF認証
  管理者モード > メールセキュリティ > 送信ドメイン認証 > SPF認証

  mceclip0.png


 ●DKIM認証

  管理者モード > メールセキュリティ > 送信ドメイン認証 > DKIM認証
  mceclip3.png

 ●DMARC認証

  管理者モード > メールセキュリティ > 送信ドメイン認証 > DMARC認証
mceclip1.png

 ●イメージスパムフィルタ

  管理者モード > メールセキュリティ > スパムフィルタポリシー > メール本文防御 > イメージスパムフィルタ

  mceclip1.png

 

SPF認証・DMARC認証の除外設定

正常なメールが誤って「SPF認証失敗」「DMARC認証失敗」によりスパム判定または受信拒否される場合は、以下FAQに記載の設定にて回避が可能です。

「SPF 認証失敗」が表示されスパム判定される
メールを受信できない(550 sorry, we don't allow this mail.)

 

 

 

  

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