本記事では、CYBERMAIL Σ ST のファイル無害化オプションにて
Sanitizer連携を利用されている際の制限事項について説明しています。
制限事項
- Sanitizer連携オプションによって無害化された場合、無害化されたファイルに対して、
以下の項目は設定に関わらず動作しません。
・電話番号のリンクを無効にする
・メールアドレスのリンクを無効にする
・URLのリンクを無効にする
- Sanitizerの無害化処理に成功した場合は、無害化後の添付ファイルのみ転送されます。
- Sanitizerの無害化処理に失敗した場合は、テキストレポート形式で添付されます。
- パスワードを使用して暗号化されている場合は無害化できません。
暗号化ZIP ファイルは「暗号化ZIP ファイルの展開」機能を用いることで
無害化を行うことができます。
- パスワードが設定されていないZIPファイルを、さらにパスワード無しのZIP形式で
圧縮したファイルは無害化の対象外となります。
- 当オプションでは、tarファイルは無害化の対象外となります。
- Sanitizerで無害化処理中にタイムアウトが発生した場合、
「添付ファイルを削除」機能の設定によって挙動が変化します。
・「添付ファイルを削除」が有効:添付ファイルは削除され、転送されません。
・「添付ファイルを削除」が無効:無害化前の添付ファイルが転送されます。
- Sanitizerの連携対応ファイルは製品紹介ページを参照して下さい。
- Microsoft Office 2003以前で保存した旧ファイル形式(.xls,.ppt,.doc)は
無害化後にMicrosoft Office 2007以降のファイル形式(.xlsx,.pptx,.docx)で転送されます。
- 圧縮形式(.lzh,.cab,.7z)ファイルは無害化後圧縮形式(.zip)で転送されます。